自分が頭のいい勝ち組だと思っている奴は馬鹿だ。

 「頭のいい勝ち組」は常に想像力によって負け組の呪縛から抜け出すことが出来ません。
勝ち組の保証なんて何処にもない。全く何処にも無い。
奴らがいくら「頭良く」振舞った所で結局負け組みになるのはどうしようもなく、それが分っている「勝ち組」タチは何時までたっても本当の勝ち組にはなれない。
では本物の勝ち組は? 
 馬鹿だ。

 

人の行為は最終的には全て失敗する。
三島由紀夫


 いくら気をつけても避妊が失敗する可能性が消えないように、いくら酒もタバコもせず健康に暮らしていても胃がんで死んだりするように。勝ち組がいくら勝ち組らしく頭良く振舞った所で何もかも無駄なんだ。
奴らはどうせエイズになるし、胃がんで苦しんで死ぬ、ダンプに引かれて半身不随になるし、自転車にぶつかられて一生寝たきりになる、家族は皆暴漢に殺されるし、家はかならず燃えてしまい、テロにあい、一生働いても何も残らない。
それら全てに遭わないとしても、
見知らぬ若造に「ハーイおじいちゃんちゃんとお口開けましょうね。はいよく出来ましたねえ、偉い偉い」
というのがせいぜいの落ち。
結局「負け組」


だから私は勝ち組にはなれない。想像力が許さない。
「勝ち組」どもはただの馬鹿。


おかしい。
話がずれてしまいました。
こんなことが言いたかったのではないんです。全然。
なんだっけ。
要するに。
勝ち組がやってる勝ち組らしい行動っていうのは、実際は勝ち組であることを維持する為には大して役立たない。ということです。