インターネットはデイダラボッチだと思う。

私はグーグル信者なのか?と自問してみました。
一つ言っておくと私はグーグルなんてありふれたものに傾倒するのは嫌です。極端なマジョリティーよりは極端なマイノリティーの方がましですし、何よりそんなのおもしろくないからです。
というわけで私はグーグル信者ではありません。


なのでグーグルの何処に同意できないのか書きましょう。
ウェブ進化論」のグーグルの章を読むと、グーグルはインターネットを「神」として捉えているのではないかと思い当たりました。しかし私はインターネットは巨大な人間のようなものだと思う。これがグーグルに一致できない点です。
私の考えるインターネットは巨大なデイダラボッチです。
半透明の膨れすぎたように見える体によく見ると神経シナプスの光の粒が大量に浮かんでいるのです。シナプスは外界や周りのシナプスからある刺激を受けて周囲のシナプスへ刺激のシグナルを送りそして周りのシナプスの個性によってその刺激はさらに増幅されたり無視されたりしているうちに混沌としたシグナルの交信はやがてある形を持っていきます。
これは新しいAIのモデルと同じものであって、何より人間の神経系と同様の構造をしています。
ここで言うシナプスはネットにつながった人間とサイトのことで、それらをつなげる神経はリンクのつながりです。
さてグーグルはというとこれは私の想像も入りますが、かれらの考えというのは資本主義者が神の「見えざる手」によって無意識的に国家に発展が起こり勝手に全てうまくいくと考えたことと根本的に同じなんじゃないでしょうか。


いくらでかいからと言ってもデイダラボッチは大きな人間ですから、首をとられて死んだりもするんですが。