ミクのメモ

初音ミクの新曲がすごいよかったので初めてダウンロードして聞いてたらなんか目から涙汁が出てきた。
「メルト」っていう曲なんだが、YUIとかが歌ってても違和感全くないだろうなって思う。(褒め言葉)


テレビの向こうで世界に影響を与えている人を見ながらそっち側に飛ぼうとして、でも飛べなくて諦めていわゆる普通の人生を選ばざるを得ない。でもそれに納得できない人たちが自分の些細な活動がたとえ些細でもそれでも世界とつながっていられる感覚を得られるところがこのインターネットだった。そしておれの言っている意味でのネットに正しい形を与えたひとつが初音ミクだと思う。
初音ミクは向こう側だが、やろうと思えば誰でも初音ミクになれる。
こっち側でどうしようもない気持ちを持て余したりしなくて済むのだ。
初音ミクを媒介して向こう側に飛んでいくことができる。




でもこんなことはミクでなくて「ブログ」にしたっておんなじことだし、
結局単なる幻想で、ただ戸口が広がっただけで、もつ者と持たざる者の差は一層明確になるだけだ。ネット世界に自分の変身願望を夢見ている者の妄想はずっと妄想のままなんだと、現実とネットは違うと思いたい病からいまだに治れていないだけなんだろ、と自分で突っ込んだりしたい気持にもなるんだが、




といっても本当のところは簡単な話で、俺はさっき浅野いにおの「ソラニン」を読んで、一巻の最後あたりで急性いにお症にかかったのです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1715919

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)