積極的差別否定

しかし差別の批判っていうのは、消極的になりがちだ。
相手が悲しむから、自分がされたら嫌だからなど。


差別をするのが悪いことだから差別をしてはいけないというのは正しいけれど、そんな善悪の価値基準なんて現実の本能に根ざした利己主義と並べたら、どうしても優先順位の二位以下になってしまう。
それは仕方がない。


差別はちがう捉え方をしたほうがいい。
差別をしないことで一人一人の世界は格段に広くなる。
友達になれる人が増える。楽しみも増える。思いがけない幸運を見つけることもあるかもしれない。


差別をしないことは自分にとっていいことだ。だから差別は無くしていったほうがいい。